電気自動車をアラートに加えたのは、
このところ動きが激しいと思ったからです。
とどめとなったのは、18日に発表された
三菱自動車と東京電力が次世代電気自動車の開発で提携するという
ニュースです。
さて、ここまで低公害車の開発競争は、
クリーンディーゼル車、ハイブリッド車、電気自動車
が競い合い、その先に究極の燃料電池車があるあると
私はとらえてきました。
ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車は、
1997年に一般向けの「プリウス」を発売したトヨタ自動車が先行し、
ホンダも99年に「インサイト」の市販を始めています。
今後、日産自動車、マツダなども販売を予定しています。
クリーンディーゼルは、欧米からの輸入車を中心に広がってきており
この秋に発売される日産エックストレイルの
環境性能に注目が集まっています。
三菱自は、ライバル会社が先行し、開発費も多大な
ハイブリッド車や燃料電池車の開発を見送る独自の戦略を選びました。
私はこれはなかなか賢明な選択に思えます。
三菱自動車には約30年に及ぶ電気自動車の開発実績と、
技術の蓄積がありますから。
ここに東電が加わるのは、
次世代自動車を電力の大口利用者として注目しているからです。
すでに今月から、日野自動車と共同で、
停車中のトラックの冷暖房用電力を供給する電気スタンドの
実用実験を始めています。
電気自動車が本格的に普及するには、家庭用電源だけでなく、
高電圧で高速充電する環境も必要と見られています。
電気自動車の普及を目指す自動車メーカーにとって、
電力会社との協力強化は不可欠なのです。
このようにエコカーは価格やインフラ整備がカギを握っているため
技術開発や異業種間の連携などの動きが一段と激しくなりそうです。
このところ動きが激しいと思ったからです。
とどめとなったのは、18日に発表された
三菱自動車と東京電力が次世代電気自動車の開発で提携するという
ニュースです。
さて、ここまで低公害車の開発競争は、
クリーンディーゼル車、ハイブリッド車、電気自動車
が競い合い、その先に究極の燃料電池車があるあると
私はとらえてきました。
ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車は、
1997年に一般向けの「プリウス」を発売したトヨタ自動車が先行し、
ホンダも99年に「インサイト」の市販を始めています。
今後、日産自動車、マツダなども販売を予定しています。
クリーンディーゼルは、欧米からの輸入車を中心に広がってきており
この秋に発売される日産エックストレイルの
環境性能に注目が集まっています。
三菱自は、ライバル会社が先行し、開発費も多大な
ハイブリッド車や燃料電池車の開発を見送る独自の戦略を選びました。
私はこれはなかなか賢明な選択に思えます。
三菱自動車には約30年に及ぶ電気自動車の開発実績と、
技術の蓄積がありますから。
ここに東電が加わるのは、
次世代自動車を電力の大口利用者として注目しているからです。
すでに今月から、日野自動車と共同で、
停車中のトラックの冷暖房用電力を供給する電気スタンドの
実用実験を始めています。
電気自動車が本格的に普及するには、家庭用電源だけでなく、
高電圧で高速充電する環境も必要と見られています。
電気自動車の普及を目指す自動車メーカーにとって、
電力会社との協力強化は不可欠なのです。
このようにエコカーは価格やインフラ整備がカギを握っているため
技術開発や異業種間の連携などの動きが一段と激しくなりそうです。